手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

2014-11-25から1日間の記事一覧

手話通訳資格あっても高度な手話 相手の脳裏に映像を残しながら「新たな人」・「物」など通訳出来ないのか

繰り返し、くり返し、くり返し 京都のろうあ者の戦争体験を記録していたときもそうであった。 Mさんの戦争体験を聞きたいと言って出会ったとき、Mさんは、大阪空襲後の自分が見た絵を準備し、それを見せながら情景を手話で説明した。 そして、彼は市電の線路…

ろうあ者が見たのと「同じ風景・情景・世界の中」に手話を見る者を招き入れてくれる

④映像としての手話表現 さらにそれに、手話の基本として、「動作性」が加わる。 そこに、もう一つの手話表現を加えていくことによって「情感」と「ろうあ者が見たのと同じ風景・情景・世界の中」に手話を見る者を招き入れてくれる。 このことに気がついたの…

標準性の名の下に生活の中から生まれてきた手話を否定「破壊」・地域に住むろうあ者を「否定」する危険

手話と手話通訳の 特徴を捉えた研究の深化 ①手話の写実性 手話は、「もの」の形の特徴を両手で全身で全体的に表現する、象徴的な部分を手で表現することで、全体を暗示する、などのことがある。 まず、京都から比叡山を眺めてみると、比叡山の山なみの特徴を…