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手話と手話通訳

京都の手話通訳者の取り組みと研究の中からの伝承と教訓をみなさまに提起します。戦前戦後の苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを決して忘れることはなく。

京都府立ろう学校授業拒否事件 の教訓が あらゆる差別 をなくす闘いへと発展

 

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手話と手話通訳を考えるために  1970年2月1日 社団法人京都ろうあ協会発行資料より (10)

 

    ろう学校授業拒否事件から学んだ人々が

         差別をなくす取り組みの中心に

 

G(A君の友人・ろうあ協会会員)
 京都のように良い通訳者がいなかつたら、今回の問題も、取り上げられなかつただろう。
 同時に、先ほど述べたように、今回A君・B子さんを守つて色々なかたちで運動を行なつたメンバーは、5五年前のろう学校の差別と闘った「授業拒否事件」に参加した人であることも見のがせない事実だと思う。

 

   まだまだ多くの結婚出来ない人か多くいる

 

H(B君の友人)
 「授業拒否」の時は、今回のようにろう学校の先生と手を組めず、あべこべに学校の先生が私たちを圧えてきたような感じでした。
 ろう学校の先生と私たちろうあ者との団結が差別をはね返してきた力ではなかつたかと思います。

A君(山城ろうあ協会役員)
 私は結婚出来たけれど、まだまだ多くの結婚出来ない人か多くいる。
 そんな問題も含め、これからやってゆきたい。
 それは京都だけでなく、日本中の同じろうあ者の気持をふくめて…。
 ろうあ者の人もふくめて、部落の人、部落を解放するという勉強もやつてゆきたいし、又闘ってゆきたいと思う。

C(ろうあ協会理事)
 私は、まず色々と妻に心配をかけたし、子供が生まれたので、一休みしたいところだか、  どうもそうはいかないらしい。
 けれど「おやじ」になるのは良いことだ。
 A君も早く「おやじ」になつてほしいものだ。(笑)

  

  「B子はだまされた」という考えは
       B子さんのこの明るい状況を見たら変わる

 

D(ろう学校教師)
 ろう学校として色々多くのことを学んだ。
 ろうあ者の立場に立つという問題、差別をなくすす問題等をもつと深め考えてゆきたい。
F

(ろうあセンター職員・相談員)
 ろうあ者の権利保障をすすめる。
 京都ろうあセンターを一層発展させるため、かんばつてゆきたい。

 

I(B君の友人Hの母親)
 A君もB子さんも、こんなに明るい顔をして元気だということは知らなかった。「B子はだまされた」という考えはB子さんのこの明るい状況を見たら変わるのではないですか。(笑)

 

司会
 どうも、B子さんの明るさも今まで話してきたように多くの人々の支えがあつたあらわれではないでしようか。
 聞えないということをのり切つて、ろうあ者も聞えている人も本当に生きがいのある社会にするため奮闘してゆきましよう。

 今日は本当に長いあいだごくろうさまでした。