手話 を知らない人も
手話 を学んでいる人もともに
{新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー
男と女はすでに述べた通り、親指と小指で表現するが、肩、もしくは、肩より上で表現していることに注目して欲しい。
最近の手話通訳の手話を観ているとすべてではないが、一つの手話から次の手話に移行する時、一つの手話・次の手話とスムーズに手話表現されない場合が多いように思われる。
これは、肩より下と腰より上の長方形の範囲内で手話で現すことも起因していると思う。
写真に観られる男からお母さんへの手話を表現してみると手話がスムーズに移行する。
すなわち、男とお母さんが‥‥‥と手話の流れがスムーズになる。
男がおじいさんになると‥‥‥という手話も下記のように少し腰を曲げて男・親指を曲げると手話から手話へに移行がスムーズになり、「手話を観る側の目線」が疲れなく
理解しやすいのである。
以降、説明は省略するが、一つの手話は、独立してそれだけで成り立っているのではなく、レゴのようにあらゆる組合せを無意識のうちに想定されて形成されている。
なお、おばあさんの写真は、正面だけの写真だけではわかりにくいので小指を曲げ、腰を曲げていることが解るように撮影した。
腰や指の曲がりは、多様に変化する。
そのことで、年齢の様子も表現するのである。
繰り返すが、おじいさん、おばあさんは、これだけの手話だけではなく、親指・小指を曲げて額に 波模様を描き、額の皺で年老いたことを表現するなどのこともあった。