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手話を知らない人も
手話を学んでいる人もともに
{新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー
写す。
写し取る。
取り込む。
取り入れる。
写真で「写す」ことの手話。
昔は写真撮影は貴重で高価なものだった。
記念行事があると、カメラ屋さんがやって来て全員を集めて大型カメラの後ろの黒い布をみて、シャッターを押す。
全員の姿を取り込んだら、カメラから「ネガ」の入ったケースを大切に取り出す。その様子を手話で「写す」とする。
右の写真は、「取り込む」「とり入れる」の手話で、「技術」⇒「取得」などの場合にもと使われた。
手の甲に開いた手を置いて、その開いた手を「すぼめ」て手に取り入れる。
大工見習いで、大工仕事を「覚えて」の場合などでも表現された。
手話は、一つの意味を表現するのではなく、組合せや意味内容によって多様に使われ、それがろうあ者の話をより豊かにした。
「注射」=「駐車場」などとまったく異なっていることを知って欲しい。
動く。
動作。
踊っているように見えるが、握り拳を上下、身体を前後左右に動かしながら人間の動く様子を表した手話。
お互いに話をする。
対話。
話し合い。
会話。
手を交差して、開いた親指と人差し指をつけて=同じ・一緒 手のひらを筒状に広げて、左右を開いたり閉じたりで口の動きを表現して=話す。
穏やかな話し合いである場合は、このような表情。自分が気に入らない表情のをすると嫌な話し合い。仕方がないけれど話をする。
この場合は、「同じ」の手話はしない
瞬時に解る話し合いの中身。