手話を知らない人も
手話を学んでいる人もともに
{新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー
厚かましい。
顔の面が厚い(親指と人差し指を閉じて頬につけ、開く。厚さを表現する。)で厚かましいの手話。
厚かましい=面の皮が厚い
この手話を初めて知った時に感動したのを覚えている。
明るい。
明るくなった。
先が見えた。
閉じた(親指と人差し指を閉じて)両目の目頭が、開いて(親指と人差し指を開いて)、眼の前が闇から明るくなる手話。
夜が明けるという意味ではなく、考えに行き詰まっていたことが、そうではなくなったことで使われる手話。
先が見えたぞ、などの場合によく使われた。
左の写真だけでは「悩むの手話」。それが吹っ切れた喜びの瞬間を表現している。
熱い。
あつっ。
熱い湯に手を入れた瞬間、人は手を引き上げるがまさにその瞬間で「熱い」を表現す
る手話。
暑い、という手話があるが、熱風や灼熱の日などでもこの手話が使われた。
ほとんど。
大体。
顔から両手で円を描いて両手が付けば全部の手話。完全の手話。
だが、両手で円を描切れていないのでほとんど、大体の手話となる。