手話 と 手話通訳

京都の手話通訳者の取り組みと研究の中からの伝承と教訓をみなさまに提起します。戦前戦後の苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを決して忘れることはなく。

喫茶店で手話の会話が弾んだ 酒 コーヒー 京都の手話

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手話を知らない人も

      手話を学んでいる人もともに
  {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー

 

酒。

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 吞む・おでこ で酒を吞む 酒の手話。

 

 吞むと酔いがまわる=おでこ=頭。頭が心地よくなるの表現。

 

 酒にはいろいろな手話表現があるが、猪口に徳利で吞む酒の手話はとても情緒があり、色香が漂うものであった。

 

  女性と男性の手話表現には、その動きやしぐさが見られて驚くこともしばしばあった。

 

 京都の手話で「かまわない」「いいわよ(快諾)」の手話は、男性と女性では明らかに違っていた。

 

 吞んでおでこは、酔いすぎたという表現で、ほろ酔い、泥酔、楽しい酒などさまざまな手話がある。

 

 写真でおでこを手のひらで叩くと、酒を吞んで失敗、酒の上で失敗となり、ほんの少しの動きの中にその時の情景が籠められている。

 

コーヒー。

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 砂糖を混ぜるしぐさでコーヒーの手話。右手の形でコーヒーカップを現している。

 

 コーヒー、喫茶店。京都では数多くの店があり手話の会話が飛び交った。

 

 長時間、数時間もいて話が弾んでも喫茶店から追い出されることもなかった。もちろん、行きつけの喫茶店やたまり場は決まっていた。

 

 待ち合わせには最高の場所だった。店主もにこやかに対応してくれる店も多かったが、それらの喫茶店はもうどこにもない。