手話 と 手話通訳

京都の手話通訳者の取り組みと研究の中からの伝承と教訓をみなさまに提起します。戦前戦後の苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを決して忘れることはなく。

手話の動きは速いが微妙な全身の表現で自然に手話表現 なっとう チョコレート にんじん 京都の手話

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手話を知らない人も

           手話を学んでいる人もともに
  {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー

 

  なっとう。

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 納豆伝来の歴史は古い。京都・一休寺・大徳寺など周辺でつくられた納豆はネバネバはなく、これが納豆なんだ?と驚かれる人々が多い。

 

 なっとう は各地で生産されているが、明石欣造さんの手話では豆+わらに包まれた+ねばねばした糸の引く豆 で納豆の手話を表している。

 

  右から一コマ目は、豆(大豆)、二コマ目の手の膨らみと広げ方と手指が離されているところからわらに包まれた様子を表し、三コマ目で器から糸を引いて(見えないものを見えるように目線の先に注目するように表情を変えている。)という三コマの動きは速いが微妙な全身の表現で、なっとう、という手話を自然に手話表現している。

 

 この手話表現は、永く真似出来ない巧みな手話のひとつでもある。

 
チョコレート。

 

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この手話表現は、チョコレートの色表現からはじまるのではない。

 

 ここには高価でなかなか食べられなかったチョコレートへの郷愁と子どもの頃の思い出が籠められている。

 

 すなわち、チョコレートを食べると鼻血が出る、鼻血+(板チョコの形)でチョコレートの手話。

  

  にんじん。

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 唇の赤+細長い形 でにんじんの手話。