手話 と 手話通訳

京都の手話通訳者の取り組みと研究の中からの伝承と教訓をみなさまに提起します。戦前戦後の苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを決して忘れることはなく。

意味不明な、概念もない、あいまい言葉やカタカナの乱立、わけのわからないことばでは何を言っているのか解らないと言う権利がある

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  手話を知らない人も

      手話を学んでいる人もともに
 {再編集投稿・1969年頃のことから}京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介

 

  ワッツ・ユア・マイナンバー
(あなたの私の番号は何番?)
   って英語で聞かれて

 

 毎日新聞で詩人アーサー・ビナードさんは、

 

 「来日以来、経済を語る言葉が劇的に英語、カタカナばかりになった。」

 

 さらに和と言えば、和の精神、調和が先に来たが「日本」という国そのものを指すことがおおくなった。日本人は自分たちの文化を「よそ者の目」で見始めたのでは。そんな仮説を立てると、いろいろなことが納得出来た。

 

 「政府は家畜番号みたいなマイナンバーという言葉を喜んで使う。この前、区役所で、ホワッツ・ユア・マイナンバー(あなたの私の番号は何番?)って英語で聞かれて本当に吐きそうになったよ」と指摘をする。

 

  また日本語力が弱まり、きちんとした言葉をもたない民があふれている、とさえ言う。

 

   手話たるゆえんが弱まり
 きちんとした手話があるのに

 

  TV画面に登場する手話通訳を観ていて、しばしば、「ホワッツ・ユア・マイナンバー」と同じような手話をしているのをしばしば見かける。

 

 このことは、詩人アーサー・ビナードさんが言う現状と同じになってきているのではさえと思える。

 

 手話の手話たるゆえんが弱まり、きちんとした手話があるにも関わらずそれが出来ない人々が増えてきているのではないかとさえ思える。

 

  障害者権利条約はメキシコが国連に提案
  reasonable accommodation

を合理的配慮と外務省が訳すと

 

 障害者権利条約はメキシコが国連に提案したの理由はほとんど知られていないが、障害者権利条約のreasonable accommodationを合理的配慮と外務省が訳すと多数の人々が、合理的配慮を繰り返し言い、合理的配慮の日本語表現に問題を感じていないことも詩人アーサー・ビナードさんが言う日本人は自分たちの文化を「よそ者の目」で見始めたのではと共通するようにも思える。

 

  原文では、
 “Reasonable accommodation” means necessary and appropriate modification and adjustments not imposing a disproportionate or undue burden, where needed in a particular case, to ensure to persons with disabilities the enjoyment or exercise on an equal basis with others of all human rights and fundamental freedoms;

 

となってるのに合理的配慮の言葉の概念を明確にしないままそれぞの解釈で合理的配慮が流されている。

 

  「相手が言うことが回答になっていなければすかさず言える手話でのコミュニケーション形態の変化」の項

 

で述べたが、意味不明な、概念もない、あいまい言葉やカタカナの乱立のなかで、そんなことことばでは何を言っているのか解らないと、国民としてもろうあ者としても手話通訳者としてもと言う権利がある。