手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

言語と口話だけではいけない 発音とことばで思考が発達するが 第4回全国手話通訳者会議1971年

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手話を知らない人も

                手話を学んでいる人もともに
{再編集投稿・1969年頃}京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介

 

小学校3年生までは指文字と口話
小学校4年生から手話, 指文字, 口話を教育

 

鎌 田(香川)

 

 口話教育の発達に適しないので手話は教えないことになっているが助長することはできるか。

 

田上(栃木)

 

 3年前は口話教育だけであったが7・8年前から現場の教師が矛盾を感じ(卒業生とのギャップ) 5年間研究し, 一挙に切りかえた。

 

 小学校3年生までは指文字と口話, 小学校4年生から手話, 指文字, 口話を教育している。

 

 教師も手話を使用している。

 

 校長の異動があった時でも自己紹介は手話でしている。

 

ロ話と手話, 指文字は対立するものではない

 

 効果については, 理論的には効果はある。

 

  ロ話と手話, 指文字は対立するものではない。

 

 現状では卒業後は手話になってしまっている。

 

 純口話ではやっていけない。

 

 卒業するものが社会にとけこんでいけることは好ましいことである。

 

ろう学校校長会で
    実状を見せ大改革を

 

内田(埼玉)

 

 ろう学校校長会, 研究会で実状を見せ大改革をし, 実績をあげてほしいものである。

 

田上(栃木)

 

ありがとうございます。かえりまして職員に話します。

 

内 田(埼玉)

 

手話と指文字について話したい。

 

 口話教育のみでは, 学校の生徒をみていると(授業)解つているようで解つていないし, 質間がない。

 

 栃木の口話, 指文字, 手話と多角的な指導を参観していると, 生徒の目が輝き, 質間が出ている。

 

 食わず嫌いにならないで栃木ろう学校にあしをはこんで実状を見て納得することがよい。

 

口話教育と栃木ろう学校の
音声にあわせる教育の
心理学, 生理学的な基本的理論的に説明を

 

林(広島)

 

 現状の口話教育と(音声との結びっきとしての教育)栃木の音声にあわせる教育の心理学, 生理学的な間題を, 基本的理論的に説明してほしい。

 

田上(栃木)

 

 いつもロを動かし声を出すということではない。

 

 今のところ指文字と併用していっている。

 

 基本的には発音と指文字は対応しているのでおきかえるのはよい。

 

林(広島)

 

言語と口話だけではいけない。 発音とことばで思考が発達する。

 

田上(栃木)

 

 発音, カタカナに対応するのがよい。日本人とアメリカ人とでは指の長さが違う。

 

 ナ・チなどやりにくい指文字がある。