手話 と 手話通訳

京都の手話通訳者の取り組みと研究の中からの伝承と教訓をみなさまに提起します。戦前戦後の苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを決して忘れることはなく。

小さいとき手話をしていると成人になった時浸透していく 教育委員会も援助 第4回全国手話通訳者会議1971年

 f:id:sakukorox:20180903130733j:plain

手話を知らない人も

                手話を学んでいる人もともに
{再編集投稿・1969年頃}京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介

 

発音に合わせて

   手が動くことが理論的に正しい

 

◎ 原則的に指文字が通訳に合わないので音にあわせる。 改善された指文字と音が合うので手話を使わなくてもよいのではないか。                        

 

田上(栃木)

 

 通訳の場合は, 指文字を使わない方がよい。

 

 なぜならばカタカナを読むようになるので好ましくない。

 

 強調したい時, 指文字を使用する。

 

 手話になった言葉を改善された指文字を使用じた方がよい。

 

 根拠は, 幼稚部だけの経験だけでなく高等部, 成人にも改善指文字がよいとの意見が多い。

 

 職員も改善案の方がよいとの意見である現在のロ話教育の実状からして発音に合わせて手が動くことがよいので理論的に正しい。

 

 手話通訳の場合は, ろう者自身の見る方の便利を考えるとより解りやすく実状を得やすいということである。

 

 誰れにでもこれを使うと言つているのではない。

 

成人ろう者もよいといっている

 

◎  改善案のいいのはどういうことか科学的な裏づけがほしい。

 

田上(栃木)

 

 経験しているものがこれが良いということで一一。

 

 成人ろう者もよいといっている。

 

 1つには速度(手と口の一致) この案が絶対ではない。

 

 修正すべきは修正すればよい。

 

大曽根式も経験から陶汰されたものである。

 

ろう者が良いか悪いか感じるのが基本

 

 前崎(宮崎)

 

 健聴者でなく, ろう者が良いか悪いか感じるのが基本である。

 

坂本(静岡)

 

提案はよいがここではこのことにっいては論じることは難しい。

 いろんな問題をもちよらないといけない。

 

 個人的に手話が必要だと思つても教育として考えると‥‥‥。                    

 

小さいとき手話をしていると
 成人になった時浸透していく

 

田上(栃木)

 

この間題は現実の問題であり教育を2つに分けて考えることが問題である。

 

 基本的に手話がとりあげられていない。

 

 小さいとき手話をしていると成人になった時浸透していく。

 

 教育と切り離すのでなく, 教育と一貫した方針のもとにおこなっていきたい。

 

 全日ろう連に関連することは賛成でありとりあげてほしいと思う。

 

 今後の大会の時とりあげてほしい。

 

司会

 

 この間題をもちかえり, ろうあ者のなかで考え判断していきたいと思う。

 

 ろう連への提案はこの会に権限がある、かどうか‥‥‥報告していく形にしていきたい。

 

指文字技法については

          多くの人が研究すべき

 

田上(栃木) 
                                                      
この案は学校としての案である。                                                 

 

 指文字技法については多くの人が研究すべき

 

西岡(宮崎)

 

 この提案は興味深く聞いた。
                                   
 ろうあ者の指文字(改善案) この発想は大切である。

 

 大曽根式指文字も誰かが考えたのであり (集団の考えをあわせて) この提案を寛大に見ていくべきである。

 

 技法については多くの人が研究すべきである。

 

司  会

研究し段階をふまえていきたい。

 

栃木ろう学校の案は教育委員会が援助
      文部省も知つている

 

◎  栃木の案は教育委員会が認めているか。

 

田上(栃木)

 

教育委員会は援助してくれる。

 

文部省も知つている。