手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

専任手話通訳は どんな人であるか  どんな人であってほしいか  主体であるろう者を理解しているのかでないと 第4回全国手話通訳者会議1971年

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手話を知らない人も

                      手話を学んでいる人もともに
{再編集投稿・1969年頃}京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介

 

専任福祉司への手話通訳養成

 

 福島(大阪)

 

 民生局にろう者の通訳として採用、主体は厚生係として、交渉する時便利なので特別採用旅費は大阪市からでている。

 

 衛生都市(注 大阪市の周辺都市の意味)でも事業を行なっている。

 

  昨年から大阪の7区に専任福祉司、(この方たちに手話通訳養成をしている)22区全部に専任福祉司をおきたいと思つている。

 

 公費出張で比較的優遇されている。ボランティア協会もあり週2回開いている。

 

広域な自治体として
多彩な手話関連事業の展開

 

向野(京都)

 

 44年4月嘱託で採用、45年4月市正規の職員として、45年8月府の中の専門職員として、 内容は府は広域地帯なので市町村指導、業務の中心は手話通訳、情報、意志伝達がおもで福祉の立案、ケース診断、手話の研修会、ろうあセンターの年間行動旅費として100万円、昨年集合通訳件数 200、個別、かいもの、 医院、賃金交渉、1、400件の通訳市府は出張として、字治は任意の参加。

 

専従手話通訳者が辞めた理由

 

 司会

 官崎の件(専従制があったがなくなった。)なぜそうなったか。それを克服するにはどうしたらよいか考えねばならない。

 

西岡(宮崎)

 

 協会の活動と人事の問題、どんな人であるか、 どんな人であってほしいか、 主体であるろう者を理解する運動に参加、活動の実体を知つてもらう必要がある。

 

 その条件を保障した上で採用してもらいたい。

 

 県は採用することは同意するが‥‥‥、ろう者の授産施設を作るろう者が話し合い立案し、生活を高めていく、ものを作らせる(県の考え)‥‥‥職種の広がり‥‥‥専門のポストは施設の指導員であり手話ができなければならないので(県の考え)運動を理解する人を(協会の考え) 専従者は社会課(県庁)の机にすわっている。

 

 集会、 個別的な要求には出張できにくい。

 

 自分の気持が動かない、自信をもたない、係・県の態度は変わっていない。

 ‥‥‥等と間題があり専従者がやめてしまった。

 

  今後とも交渉していきたい。 全国的地区の問題として考えたい。

 

司会

 

 要求していく、  きちんと組織し計画しなければすりかえられていくので情報をおしえてあげる必要がある。