手話を知らない人も
手話を学んでいる人もともに
{再編集投稿・1969年頃}京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介
第7回 全国手話通訳会議基調報告
一人一人のろうあ者の力量が強まることは、それだけろうあ者の要求が一般健聴者の社会にぶっかり合う機会を得ることになり、このことをして、私達がろうあ者と連帯し、 その生活と権利を守る手話通訳活動と相まって大きく発展させて来ました。
「ろうあ者の生活と権利を守る」
ということは住民として
「共にその生活と権利を守ろう!!」
ということ
このことが 「ろうあ者の生活と権利を守る」という基本課題が単に手話通訳をする者とされる者との立場の問題としてだけではなく、 同じ国民として地方自治体における住民として「共にその生活と権利を守ろう!!」という共同の権利主張者であることが明らかになってきました。
ろうあ者と手話通訳者という
個人的共同から
ろうあ者集団と手話通訳者集団等が
共同 協力 相互援助
そして、さらに共同の権利主張は、ろうあ者と手話通訳者という個人的共同のみならず集団的な共同協力、
つまり、ろうあ者集団と手話通訳者集団(手話サークル)等が共同、協力、相互援助のもとに学習、運動を深め、発達する条件を生みだしてきています。