手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

2021-12-06から1日間の記事一覧

難聴学級と聾学校は優劣の関係でとらえるべきでない だれがどちらに合っている どちらに進むも 協同して 応えよう

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 村上中正氏の1971年試論には次のように書かれている。 ろう学校中学部の徹底討論と今日への伝達 村上中正氏が、ろう学校中学部の教諭であった時、ろう学校と難聴学級やそこでの教育について中学部の中で徹…

義務教育が真にうけられるとは 突きつけられたろう学校の根本問題

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 村上中正氏の1971年試論では、 ろう学校の生徒も難聴学級の生徒も ひとしく教育をうける と 京都ろう学校では聴力の程度に関わらず教育保障をすすめるため討論がすすめられていたことが窺える。 「すべての…

ろう学校には「聾」の生徒が学び「中等度難聴」の生徒は学んでいない  とする無理解と事実

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 村上中正氏の1971年試論では、 昭和42年度、聾学校中学部一年生には、聴力損失の比較的軽いものが数名いた。これらの生徒の聴力は、いわゆる中等度難聴であり「ことばのききとり」への見通しは期待できる…

インデグレーションの問題点を解消するために

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 村上中正氏の1971年試論を 村上中正氏はろう学校とか難聴学級とかの教育形態にたいする教育形態論ではなく、難聴者とろう者、ろうあ者をも包括して社会の中で学び、生きることを思考したのであろうと書いた…