手話を知らない人も
手話を学んでいる人もともに
{再編集投稿・1969年頃}京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介
第2部 第1 分科会 手話通訳間題について 討議
手話をろう学校で認めていくべき
ろう学校生徒の職業選択自由を
その他の意見
1,ろう教育に望むこと
・ ろうあ者のコミュニケーション手段として手話をよりろう学校で認めていくべきである。
・ また、教師自身もっと手話に対する正しい認識と実践をすべきである。
・ 職業教育についても現在の決められた職業コースに生徒を適合させるのでなく、職業領域の選択が自由にできるような職業教育をすべきである。
現況では生徒の要求を無視して就職させている。
手話さえも知らない
ろうあ者について
2,手話さえも知らない、未就学ろうあ者の実態をどう見るか
・ろうあ者集団とのかかわりを大切にする。
・本人の要求に応じた情報の提供と生活保障。
・手活の上で手話通訳者が最大限、生活に必要な情報の提供に配慮する。
コミュニケーションの具体的方法は
対象者によって適切な方法で
3,手話通訳の実際にあたって
・コミュニケーションの具体的方法、手話のみ、筆談と手話、および指文字、口話のみ、または手話との併用など、具体的な対象者によって適切な方法で行なう。
・ろうあ者の手話を読みとる場合、通訳が徹底しない時(ろうあ者の発言がまちがってとらえられた時)などは、その場その場でろうあ者に確認させる方が良いと思う。