手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をお寄せください。みなさんのご意見と投稿で(手話手話通訳)がつくられてきています。過去と現在を考え、未来を語り合いましょう。

お母さんは口話主義でお姉さんは手話主義って思って I IOVE コミュニケーション手話テキスト

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 手話を知らない人も

手話を学んでいる人もともに 

From hand to hand

             {伝えておきたい手話と手話テキストのことの覚え書き}

 

   I IOVE コミュニケーション中学生・高校生のための手話テキストは、健一さんが友子さんの家を訪れた時のことを書いています。

 

  お母さんとは口だけで話しているみたい

 

 ぼくは次の日曜日、友子さんの家を訪ねた。

 

「こんにちは」

 

「まあいらっしゃい。お待ちしていましたわ」


「こんにちは!うれしいわ、本当に来てくれたのね。こちらは私の母です」

 

「とも子がお世話になりました」

 

「私の姉です」

 

「こんにちは、とも子の姉の幸子です。この前はどうもありがとう、とってもうれしいわ」

 

 そのお姉さんは、 とってもきれいな手話をしながら、ぼくに話しかけてきた。すごい!!

 

 そういえば、お母さんとは口だけで話しているみたいだ。

 どうしてなんだろう。

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  ここでは、お母さんは口話の考えで、お姉さんは手話というふうにはじめは思っていました。

 

 友子さんのお母さんが、健一さんに来てもらうようにうながしたのも。友子さんの口話が上達するためだったからではとさえ思い込んでいました。

 

  とってもきれいな手話という
   とってもきれいな手話の意味

 

 手話が唯一。口話はろう学校の生徒を押し込めていると手話学習で学んだことがこころの片隅に強く残っていたからではと今は思えるのですが。

 

 次のストーリーでもそのように考えていました。正直。

 

  でも、お姉さんのとってもきれいな手話、という、とってもきれいな手話の意味を形だけや手指の美しさだけを考えていた私を今は恥じています。