手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をお寄せください。みなさんのご意見と投稿で(手話手話通訳)がつくられてきています。過去と現在を考え、未来を語り合いましょう。

ことばことばで鬼のようになっていたことも I IOVE コミュニケーション手話テキスト

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 手話を知らない人も

手話を学んでいる人もともに

  From hand to hand {伝えておきたい手話と手話テキストのことの覚え書き}

 

 ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず  のことばを胸にもう一度、I IOVE コミュニケーション中学生・高校生のための手話テキストを読み直しています。

 

  友子さんのお母さんは、

 

「友子が小さい時には、本当に毎日毎日、ことばことばで、私も鬼のようになっていたこともありました。

 

 でも少しでもことばをおぼえて、せめてきこえる人にわかるようにと必死だったのです。友子のことば、わかりますか」

 

と健一さんに聞いています。

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  お母さんは、友子さんの発語などをとても気にしていて、高校生の健一さんにことばことばで、私も鬼のようになっていたことを確かめようとしているようです。

 

 このお母さんの気持ちと違ったかたちで次のシーンが展開されます。

 

 鬼のようになっていた、ではなく、私も鬼のようになっていたこともありました、という文になにかしら「もとの水にあらず」の意味がこめられているように思えつつあるのですが。

 

 「なっていた」「なっていたこともあり」の文の意味を今さら噛みしめています。

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 I IOVE コミュニケーション中学生・高校生のための手話テキストの手話をしている二人の女性は、当時高校生でA県の手話講座に通われていたかたのようです。