手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。投稿をお寄せください。

ろう学校では幼児教育や初等教育や中等教育の教育が行われていた I IOVE コミュニケーション手話テキスト

f:id:sakukorox:20200111171438j:plain

 手話を知らない人も

手話を学んでいる人もともに 

From hand to hand{伝えておきたい手話と手話テキストのことの覚え書き}

 

 健一さんは、友子さんの案内でろう学校を訪れます。

 

  友子さんは11年間も遠距離通学していた

 

「私の学校は、幼稚部·小学部·中学部から高等部まであるのよ。だから、長くいる人で、15年間も同じ学校に通うことになるの」

 

「そうか。すごいな。じゃあ、君も高等部の一年生だから……エーと11年間も通っているわけだね」

 

「そうよ」

 

「ここは、聴覚言語室というの。健一さんの学校には、ないと思うわ。ここには、私たちの聴力検査や補聴器の検査をしてくれる先生がいるの」

 

 健一さんの学校と

比較して自分たちのろう学校のことを

 

  友子さんは、健一さんの学校と比較して自分たちのろう学校のことを説明しています。

 

 このI IOVE コミュニケーション中学生・高校生のための手話テキストがつくられた当時は、公立学校では幼児教育や初等教育中等教育などの教育制度はありましたが、初等教育は小学校。中等教育は、中学校と高等学校に別れていました。

 

 でも最近は、小、中、高一貫教育がいわれるようになり公立学校でも中学校と高等学校が合わせた学校がつくられてきています。

 

 ろう学校では、早くから幼児教育や初等教育中等教育の教育が行われていたのに、なぜかその教訓が「隔離教育」といわれる人が多く、ろう学校などの一貫した教育の経験が普通校で生かされていないのはなぜなんでしょうか。

 

 不思議に思えてなりません。