手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。投稿をお寄せください。

耳の日記念集会の出来事 文字にされていない会話へ I IOVE コミュニケーション中学生高校生手話テキスト

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 手話を知らない人も

         手話を学んでいる人もともに 

  From hand to hand{伝えておきたい手話と手話テキストのことの覚え書き}

 

かよ子先生は「耳の日記念集会

参加の招待チケットまで用意してくれた

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 さて、I IOVE コミュニケーション中学生高校生手話テキストで一番理解出来なかったシーンへと話は展開して行きます。

 

 健一さんは、
耳の日記念集会があるから一緒に行かないか」
と同じ手話サークルの人から言われた。

 同じころ、担任のかよ子先生からもさそわれていた。かよ子先生は集会参加の招待チケットまで用意してくれた。

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 3月3日、耳の日会場でもらったプログラムの中に、ろう学校高等部演劇クラブとある

「友子さんもこの劇に出ているのだろうか………」
劇が始まった。

 

 ろう学校の女の子と健聴の男の子の出会い、けんか……と話は展開していく。

 

 女の子を演じているのは友子さんだった。そして、健聴の男の子というのは、僕のことのように思えた。この劇は、僕と友子さんの話なんだ、きっと。

 

 友子さんは、僕と出会ったことを真剣にうけとめて、彼女なりに考えつづけてくれていたんだ。

 

 友子さんと健一さんの会話はなく
 絵だけが描かれているシーンをめぐって

 

先生「山田君、とてもいい劇だったね」

 

健一「ええ、かよ子先生にさそわれて、この集会に来て本当によかったと思っています」

 

先生「さあ、友子さんのところへ行きましょう」

 

健一「エッ!?」

 

 先生の後をついて行った。先生はろう学校の演劇クラブの人たちのところへ行く。

 

 先生は友子さんのことを知っているのかな?

 

と書かれていて次のシーンは、まったく友子さんと健一さんの会話はなく、絵だけが描かれているんです。

 

 友子さんや健一さんが、どのような話をしたのかまったく書かれていないのです。

 

 どうしてなんでしょう。

 

 たくさんの人に聞いたり、感想を聞いたけれど、ほとんどの人は「わからない」と言われたけれど「書かれているじゃないの」と言われた方はひとりだけいました。

 

 「書かれてないよ」「書かれているよ」の繰り返しでした。