手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

聴覚障害者 切実にねがい 期待した 手話通訳者像 を再検証する時代

手話通訳に関する問題点は 改善・改革されるどころかますます深刻な事態 手話通訳制度に関する多様な課題を総合的に研究する営みによってこそ、手話通訳の資格制度を含め個々の課題が広く深く検討できたはずである。 もう一つは、手話通訳士の職務が規定され…

障害者に即して自由権と社会権の統一的な実現が要請されるはずだったが

障害者自立支援法の問題と今後 2006(平成18)年4月、障害者自立支援法が施行され、同年10月からは地域生活支援事業(コミュニケーション支援事業など)の実施をもって本格実施となった。 憲法違反の障害者自立支援法改正 しかし、この法律等は憲法で保…

聴覚障害者を含めた国民のコミュニケーションが自由に行えないという実態の解消を経なければ、基本的人権は保障されない

※ 現在手話通訳に携わる人々は、さまざまな言い回しで手話や手話通訳のことを話すが、手話と手話通訳が日本国憲法などでどのように位置づけられているのか、またどのように考えていかなければならないのかを充分考えている人は少ないように思われる。 この手…

戦後干渉されない手話の自由 今はマニュアル規制 守るべきコミュニケーション自由の原則

21世紀における手話通訳保障のあり方とその展開 コミュニケーションの自由と原則的理念 2007(平成19)年になって日本国憲法の改正に向けた危険な動きが急加速で進んでいる。 日本国憲法は、国民主権、戦争放棄と平和に暮らす権利、基本的人権の保障…