手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

2024-01-01から1年間の記事一覧

手話 「多様性を認めて」「共通性を見出す」ことを前提に手話を学ぶ  特定の手話を「標準」と断定する問題背景

communion of mind with mind 日本語対応手話とか、日本手話とかを主張する人に共通しているのは、日本語とは何か、日本手話とは何かの定義が極めてあいまいであり、自分で「定義」した考えて「違い」を強調したり、する自己完結型が多い。時には対峙する側…

手話で表出することは音声言語や文字と融合したものである

communion of mind with mind 人間どうしが「会話」する基本条件を取捨した手話通訳の資格制度になっていないか、とまず述べておきたい、と書いたことに多くのご意見をいただいた。 手話テキストで学び、資格試験を受けるひとびとにとっては「これが手話」「…

手話を教え、資格を与える側の重大な欠落があるのではないか

communion of mind with mind 沈黙のあとアヤキさんは、「ろうあ者の被爆体験を聞き、記録する取り組みは、ろう学校にも行けず、読み書きも出来ないろうあ者から初めて欲しい」と言って後は何も言わなくなった。 と、 老婦人は、眼をまっすぐアヤキさんに向…

原爆被曝して生き残った 絶体だれにも「言わなかった。」「言えなかった。」あとは死ぬだけ‥‥‥

communion of mind with mind 視覚した聞えないひとびとが全身全霊で訴えている「手話」を「無視」する限りは「手話を語る資格はない」とさえ思えてくる、と前回述べた。 手話をさまざまに解釈する人や「昔の手話はといつの時期かも明らかにしない昔の手話」…