手話を知らない人も
手話を学んでいる人もともに
{新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー
魚。
尾びれをくねくねと手を動かして魚の手話。
大きな魚は、手の動きはゆっくり、小さな魚は速くなどで魚の特徴を一瞬で表す手話表現である。
紅茶。
紅茶の手話にはいろいろあるが、赤い(唇)とお茶(この場合は紅茶のポットを表現)で、紅茶の手話。
ただこの手話は、紅茶を紅茶ポットでティーカップに注ぐ様子を一瞬で表している。
コーヒー、紅茶を飲むのは憧れであり、喜びであった気持ちが表現されていて、手話表現が簡単にできるようで容易でない表現である。
しじみ貝。
しじみ。
朝の味噌汁にはしじみの味噌汁、とされるほどよく食された。滋賀の瀬田のしじみは絶品で京都の食卓では必ず食された。
しじみの貝殻の横線を表し、上下で貝を表ししじみの手話としている。
砂糖。
あまい。
佐藤。
なめておいしい表現で、甘いの意味で砂糖の手話表現。
この場合は、シロップ状の糖蜜をなめるしぐさで砂糖が表現されている。
砂糖が転じてサトウになり、アマイへとどんどんと変化して手話が広がった。