手話 と 手話通訳

京都の手話通訳者の取り組みと研究の中からの伝承と教訓をみなさまに提起します。戦前戦後の苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを決して忘れることはなく。

箱 それ なにか 黒 沢(沢山) 監督 創る 制作 製造 七 人 侍(チャンバラ・刀を合わせ合う) 非常に 良い いい蚊 蚊をペシャンと 断る 防ぐ 予防する 退ける 長方形 蚊帳 京都の手話

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手話を知らない人も

            手話を学んでいる人もともに
  {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー

 

  箱。

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 上蓋と下蓋を合わせて表現しているので、比較的小さな箱。弁当箱(竹や籐などで編まれた)のようなもをであろう。

 

 曲げた指の組合せが、戦前の弁当箱などのようなもをの感じを出している。当然、柳行李になると手話は替わった表現になる。 

 

それ なにか 黒 沢(沢山) 監督 創る 制作 製造 七 人 侍(チャンバラ・刀を合わせ合う)非常に 良い いい

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  それはなにかというと、黒澤監督の制作した七人の侍は、ひじょうによかった。

 

 と少し長い手話が続くが、ここでは、

 

=炭
=沢山の 沢を取り入れている。
監督=責任・役職の長
創る=物をつくるで表現。
=ここでは大阪市立聾唖学校の大曽根源助らがつくった指文字の七
=空文字 人 空に 「人」と書く。
=武士の表現ではなく、この映画で野武士が出てきて当時の時代劇のような刀を合わせて斬り合うという場面は少なかったので、人差し指を刀に見立ててぶっけ合う=チャンバラ=侍
ひじょうに・大変=人差し指と親指を水平に合わせて親指を横に動かす=だんだん、とか。すごく、とかの意味も合わせる。(この手話の動きは微妙で難しい)
よい・よかった=鼻の上に握り拳 悪いは、人差し指で鼻を楕円形に叩くしぐさ 握り拳を前にして上昇させると 自慢・天狗・いばる

 

 このように映画の内容や相手に伝える相手を考えて変幻・自由に手話が使われた。

 

蚊。
蚊をペシャンと。

断る。
防ぐ、予防する、退ける

縦と横の箱状の物

以上を合わせて「蚊帳」(かや・かちょう)

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 蚊帳の手話が、相手に伝われば繰り返すこともなく、箱状を手話ですると蚊帳になる。

 

 相手に伝われば、省略して表現出来るのも手話の特徴である。