手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

2022-05-06から1日間の記事一覧

聴くことへのあきらめ ではなく 可能性の追求を保障する教育

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 村上中正氏の1971年試論では、 とくに、「聴くことの可能性の追求保障」を以下の「試論」で具体的に説明もしている。それだけ、この「聴くことの可能性の追求保障」は重視されていたのだと思う。 近年、こ…

「聞く」と「聴く」の手話は異なった手話の表現法  ききたい、きこうとする、ことへの保障という意味で「聴」という漢字で表現

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 村上中正氏の1971年試論では、 京都府教育委員会の特別具申制度による聴覚障害の高校入学の制度的道は切り開かれたが、難聴学級設置で無条件で高校に入学出来る制度が出来なかったことで父母のねがいは果た…

聴力検査だけで判断せず聴覚障害児の生活や生活環境を考慮 の画期的基準

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 村上中正氏の1971年試論では、 知恵を絞ったのであろう京都府教育委員会は、高校入学選抜制度にある「その他事項」着目したようである。 「その他事項」とは、「特別具申制度」とされ、いわゆる引っ越しす…