手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

2021-12-11から1日間の記事一覧

戦前のろう学校 「教師には従順」な姿を見せつづけながら 生み出だし創造された手話の価値

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 以降は、村上中正氏の1971年試論をそのまま掲載する。 手話を忘れた聴覚害者にならない ○手話を忘れた聴覚障害者にならないように このことについての討論は、なぜ要であったのかを若干考察したい。 タカナ…

ろう学校 の名称が聴覚支援学校など変更され失われること

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 1971年試論は、 近年、ろう学校の名称が聴覚支援学校などの特別支援学校という名称に変えられているところが多い。(制度的に一律名称変更するようにされていない。また特別支援学校という名称に違和感を…

ろう学校教育や難聴学級の教育の改革 の主体と行動をあきらかに

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 1971年試論では、学校、学級間の教育環流が述べられている。 ○難聴学級進学者が得た保障を、聾学校の生徒集団もそれに学んで学校に要求すること ろう学校の生徒が、難聴学級などに「転校」してそこでよりよ…

ろう学校では手話禁止 のとする根拠なき断定 戦後の教育基本法 学校教育法なども踏まえて事実直視を

村上中正氏の聴覚障害者教育試論 1971年を思惟 京都ろう学校授業拒否事件については、根拠のない伝聞と先に挙げた孫引きの孫引きなどで「当時はろう学校では手話禁止され」「生徒がちょっとでも手話を使うと教師が」禁止されていたと広範囲に広められ、…