手話 と 手話通訳

手話通訳の取り組みと研究からの伝承と教訓を提起。苦しい時代を生き抜いたろうあ者の人々から学んだことを忘れることなく。みなさんの投稿をぜひお寄せください。みなさんのご意見と投稿で『手話と手話通訳』がつくられてきています。過去と現在を考え、未来をともに語り合いましょう。 Let's talk together.

2017-01-01から1年間の記事一覧

決して忘れてはならないし、消し去ってはならない、胸に真のねがいが刻まれていた時代

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 変えたのは ある特定の人物ではない 1960年代末から1970年代初めにかけてろうあ協会は基本的人権の狼煙をあげ行動した。 このことがそ…

ろうあ協会の要求は切実で「利権を求めている」「嘘偽り」はなく行政が行政として果たさなければならないことを言っている

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 課長が少しでも本筋からそらそうとすると ろうあ協会のひとり一人の発言にみんなはうなずき拍手の連続。 京都府の担当課長が少しでも…

相手が言うことが回答になっていなければすかさず言える手話でのコミュニケーション形態の変化

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 同じことばかり言っている そんなことを聞きたいのではない ろうあ協会との交渉で京都府の担当課長がだらだらと話し続ける時間稼ぎ。 …

あっさり認めたのは大ちょんぼであった、と京都府課長のつぶやき

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 陳情するから団体交渉へ おねがいから要求へ ろうあ協会の要求は、役員が行政に陳情するという形態から集まれるろうあ者が参加して行…

「ろうあ者の基本要求」に基づく要求実現のための妥協なき激しい要求運動が怒涛の勢いで

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 「かしこい」ということから 「みんながかしこくなる」 ろうあ者成人講座の前と後の繰り返しの中で「まねる」から「学ぶ」となって、…

物を投げつけられたり水をかけられ 未就学のろうあ者を訪ねる途方もない努力

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 想像を絶する努力と時間をかけて 山城ろうあ協会(京都市以外の南部から奈良県境までの広い地域)ろうあ者相談員(当時)は、未就学の…

手話 は ろうあ者同士の会話 から生まれ 創造されてきた「なるほど」「へー」「そうだったん」「教えてくれてありがとう」「お互いさま」 の 手話 が飛び交うようになると

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 要求運動が進むにつれ大きな変化 ろうあ協会の私たちが要求を持ち寄り、要求を実現してこそ憲法が生きているという要求運動が進むにつ…

ろうあ者の生きがいのある暮らしを知事が約束 手話通訳配置だけを答弁しなかった深いわけ

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー ひとりのろうあ者に一人の手話通訳を ろうあ者の人々が生きがいのある生活 が出来るようにこれはお約束 1966年京都府議会本会議。 そ…

「同じ身振り」をすると満面の笑みを浮かべて 手話を学ぶ真髄

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 対話するのは大地だけ 京都府下を縦断してみるとその広さや地域の特徴の違いに驚くことが多かった。 京都市内を除いてろうあ者の人々…

自分の意見をあらわせる文字を学びたい

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 本人がうなづいているのに‥‥‥ あんたが違う手話通訳をしただろ 「わかった」「分かった」と「解った」 「うなずく」ことは、「了解」…

あの人の手話 かしこいろうあ者の手話   私たちの手話でない 絶対しないで!!!!

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー かしこいろうあ者の手話はしないで‥‥‥ 「あの人はかしこいろうあ者」 1969年当時、専任手話通訳者にとって今でも忘れられない言葉があ…

すべての道はろうあ協会の「つどい」に

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー ろうあ者の方々がつどうのには、今では考えられない苦労があった。 電話があっても使えない時代。 ろうあ協会の人々は、手渡しでみん…

手から手へ こころからこころへ

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 途切れることなく連続して話している自分 1969年4月。 京都ろうあセンター専任手話通訳として働いて、一ヶ月ぐらいたって大阪で友人と…

福祉行政が無策であったそれゆえ 自分たちが生き抜くすべをもとめ

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {続投稿}ー京都における手話と手話通訳の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 民生(福祉)行政の無策の中から 社団法人京都ろうあ協会の事業として京都ろうあセンターが発足したのは、1969年10月、京都府立盲学校…

人間の五感をフル動員してコミュニケーションを成立させてきたろうあ者の人々 想像力に学びきれない底力 ちくわ つけもの 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー ちくわ。 穴の開いた・長い物 でちくわの手話。 右の写真で目線を指の輪の中におとしてちくわの穴を確かめるしぐさをしているが…

手話の動きは速いが微妙な全身の表現で自然に手話表現 なっとう チョコレート にんじん 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー なっとう。 納豆伝来の歴史は古い。京都・一休寺・大徳寺など周辺でつくられた納豆はネバネバはなく、これが納豆なんだ?と驚か…

手話で支那はかって「辮髪」を表していたが消えさせていいのだろうか なす なすび 支那そば 南京豆  京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー なす。なすび。 京都の野菜は、いろいろの種類があり、多彩である。形も違っている。 写真の場合は、右手でなすびの形を表し、…

手話の動きには見えない真心が織り籠められている れんこん 玉ねぎ とうふ 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー れんこん。 かってハス(蓮)は、美しい花を湿地帯で咲かす。京都から大阪の淀川沿いには多くのハスが植えられて、船に乗ってハ…

手話 相手に伝えようとする知恵の総結集 天ぷら 揚げる 竹の子 丼 感性をこめると縦横自在に変化する手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 天ぷら。 左側は、髪の毛を下に動かして油(髪の毛に油をつけていた時代の表現を伝習)の手話と右側は、なべて下から火をたぎら…

手指の微妙な動きや上下関係で大根の種類を表現 汁 おつゆ おつゆを飲む りんご だいこん 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 汁。おつゆ。おつゆを飲む。 「一汁一菜」などなどの言葉があるが、日本の食卓には、汁ものは欠かせなかった。この汁ー京都では…

手の持ち具合、口の開き加減から 塩 歯を磨く せんべい 卵  京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 塩。歯を磨く。 塩を指先につけて歯を磨く、で塩の手話。 または歯を磨くということになる。この表現は、明治以前からある歯を…

古い手話 と断定してはならない 知恵が籠められた手話 輸入品は憧れ、驚き、怖じ気づいたと言うが 小麦 小麦粉 ジャム 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 小麦。 漢字の小を表す小と右手を少し楕円形にして人差し指(麦・大麦は大で表す。)をその楕円形の上に添えて小麦の手話。 小…

よくもめたすきやきの炊き方に家庭の味 こんぶ しょうゆ すきやき 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー こんぶ。 関西では、江戸時代の松前船の運搬でこんぶが食されることが多い。 このこんぶは、干した固いこんぶを歯でかみちぎっ…

どんどんと変化して広がった手話 魚 紅茶 しじみ貝 しじみ 砂糖 甘い 佐藤 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 魚。 尾びれをくねくねと手を動かして魚の手話。 大きな魚は、手の動きはゆっくり、小さな魚は速くなどで魚の特徴を一瞬で表す…

至福のごちそうの想い出を表現 するめ 氷 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー するめ。 右側 太陽の日差し すなわち太陽にあてて干すの意味を含めて表現。 左側 顎の下に手をあててそれぞれの指を上下する。…

職人の手さばきを見つめ手話にとり入れる見事さ 米 刺身 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 米。 白=歯 と米の楕円形の形を人差し指と親指で表して米の手話。 白米といったほうが正確かも知れない。稲にまつわる手話はさ…

喫茶店 手話の会話がはずむ みんなのいこいの場 交流の場  酒 コーヒー

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー 酒。 吞む・おでこ で酒を吞む 酒の手話。 吞むと酔いがまわる=おでこ=頭。頭が心地よくなるの表現。 酒にはいろいろな手話表…

説明的な手話にこそ手話がろうあ者同士のコミュニケーションとして創造発展背景が コロッケ 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー この連載を書いている訳の一つに手話が音声言語とは異なった視覚的言語とも言えるが、日本語でない、もう一つの言語と単純に決…

三時になると おやつ(お菓子) こしょう おやつ ろうあ学校 の 手話 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 100  もっと多くの手話があった 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー こしょう。胡椒。 ふりかける、くしゃみしそうになるで胡椒の手話。 おやつ。(お菓子・和菓子) 指三本を前に倒して三=三時。…

違うように見えても共通性がある処まで深く考えないで手話を短絡的に単純に決めつけてはならない かしわ くじら 京都の手話

手話を知らない人も 手話を学んでいる人もともに {新投稿}ー京都における手話研究1950年代以前の遺産と研究・提議 佐瀬駿介ー かしわ。 鶏の鶏冠と鶏の啄む様子を同時に示して、切るしぐさで「かしわ」の手話。 鶏と捌(さば)くを組み合わせて手話表現し…